ラスベガスに戻ったウィンは、まずカジノホテル「フロンティア」に、なけなしの4万5000ドルを投資をしましたが、数カ月後「フロンティア」とマフィアの関係が発覚し、強制廃業となってしまいます。
彼は瞬時にしてすべてを失ってしまいました。
再起をかけた挑戦の出鼻をくじかれたウィンは、しかし、ラスベガスに踏みとどまったそうです。
そして幸運にも「フロンティア」時代に築いた人脈が縁となって、酒の卸し業が過小評価されていることを耳にします。
ウィンの父はダウンタウン地区のカジノ「シルバースリッパー」で、ビンゴパーラーを開きました。
だが、「ゴールデンナゲット」がすぐ隣にオープンすると、彼のビンゴパーラーには客が集まらなくなり経営が破綻。
家族は夜逃げ同然でメリーランド州へ逃げ帰っていきました。
一家はそこでもまたビンゴパーラーを経営して生計を立てましたが、ウィンが大学在学中に父のマイケルが他界したため、大学に通いながらビンゴパーラーを継いで運営しました。
経営はまずまずで、堅実に業績を伸ばしましたが、ちっぽけなビンゴパーラーのオーナーで終わりたくなかったスティーブ・ウィンは、父親が失敗したラスベガスに戻り、自分の夢をかけた挑戦を開始します。